2011年11月23日水曜日

Virtual PC 2007 上のサーバに Active Directoryをインストールしました。

Virtual PC 2007 に Windows Server 2003 R2 をインストールした続きの話です。

今はまだ Workgroup 構成のサーバに、 Active Directory をインストールして、Windowsドメイン環境を構築しました。

インストール直後にログインすると、

“まだ完了ではないですよ、「Disk2」を入れてインストールを続行して下さい”

的なメッセージがでていたのですが、私は無視してドライブ文字の変更やら、Windows Updateやらを先に行ってしまったので、ここで Disk2 を必要とするWindows Server 2003 のインストール作業を完了しておきます。

バーチャルハードディスク上で Windows Server 2003 を起動した状態で、Virtual PC 2007のメニューから「isoイメージのキャプチャ」を実行してDisk2のisoイメージを選んでやりました。

Windows Server 2003 のディスクドライブの中に、Disk2のファイル内容が表示されたので、その中から setup.exe を実行しました。

最初に、『使用許諾契約書』が表示されたので同意しました。



システム更新がすすみます。


しばらくすると何事もなく完了しました。

それでは本題の、Active Directory のインストールに進みます。

スタートのメニューから「プログラムを指定して実行」にて、
dcpromo.exe
と入力して実行すると、ウィザードが走り出しました。



「次へ」「次へ」と進めていくと、最初の選択肢として
『ドメインコントローラの種類』が表示されます。
今回は、まったく何もない環境にドメインを構築することになるので、
「新しいドメインのコントローラ」を選択します。



『新しいドメインの作成』が表示されます。
私は、フォレストはドメインの集まりとイメージしています。
ドメインの集まりも何も、今回はそのドメインでさえ最初に作成する状況なので、
「新しいフォレストのドメイン」を選択します。



『新しいドメイン名』が表示されます。
ここでは「testdomain.local」と名づけてみました。



『NetBIOS ドメイン名』が表示されます。
ドメイン名の短縮版的なイメージでいるので、「TESTDOMAIN」としました。



『データベースとログのフォルダ』が表示されます。
デフォルトで指定してある場所に保存することにして、そのまま「次へ」。



『共有システムボリューム』が表示されます。
これまたデフォルトで指定してある場所に保存することにして、そのまま「次へ」。



『DNS登録の診断』が表示されます。
Active Directoryには、DNSが必要になる為、このインストール時に同時にDNSもインストールしてしまいます。
「このコンピュータにDNSサーバをインストールして・・・」を選択します。



『アクセス許可』が表示されます。
今回は、Windows2000以前のPCを利用することは考えていませんので、
「Windows 2000 または Windows Server 2003 OS とのみ互換性があるアクセス許可」を選択します。



『ディレクトリ サービス復元モード Administrator パスワード』が表示されます。
これは普段は利用せず、トラブル時などにActiveDirectory機能を利用せずにシステムを起動させる際に、必要になってくるものらしいので、忘れないようなパスワードを設定しました。


いくつかの画面を「次へ」で飛ばすと、インストールが進みだします。



すると、私がドライブ構成を変更したり、Disk2 のインストールを Windows Update の後にしたりと、したからでしょうか。やたらと、
“Disk2の中のファイルが必要なのでありかを示せ”
的なメッセージが出てきます。
ちょっと失敗くさいところはありますが、ここは落ち着いて、Virtual PCのメニューで、Windows Server 2003 のisoイメージをキャプチャして、ディスクドライブを開いて該当のファイルを選択してあげます。



すると何回か繰り返すと最後まで進み、


最後にはインストールの完了のメニューが表示されました。
よかったよかった。

次は、DNS、サイトを設定する予定です。

2011年11月19日土曜日

Virtual PC 2007 上に Windows Server 2003 R2 をインストールしました。

Windows Server 上で、色々と試してみたい場合があるので、自宅のPC上に環境を作ることにしました。

サーバー用の機器をそろえるような余裕はないので、既にPCにインストールされている Virtual PC 2007 の仮想環境上に作成です。

Microsoft の TechNet の Subscription を購入しているので、Windows Server は、isoイメージをダウンロードして利用します。

毎度のことながら、Subscription はこういった検証には、思い切って購入してよかったなあと思います。


私の職場環境では、まだ Windows Server 2003 が幅を利かせているので、
・Windows Server 2003 R2, Standard Edition with SP2 - Disc 1 - VL (Japanese)
・Windows Server 2003 R2, Standard Edition with SP2 - Disc 2 - VL (Japanese)
の2つをダウンロードして、プロダクトキーをひかえました。

インストール開始です。

Virtual PC 2007 に新しいバーチャルHDDを作成しました。

そして新しいバーチャルHDDを起動すると、メニューからDisc 1のイメージをキャプチャして、操作メニューから再起動を行いました。

再起動時にisoを認識してWindows Server のインストールが始まります。

Windows ライセンス契約:F8=同意します
キーボードの種類の特定:半角/全角 キー
パーテーションの作成:
「C」を押してパーテションを二つ作成しておきました。
インストール用に29996Mと、もうひとつはバーチャルHDDを作成する時に割り当てたHDDサイズの残りです。
NTFS ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマットしました。
再起動

ここからはOSの基本設定のウィザードが走りました。

Windoes2003起動
地域と言語のオプション:そのまま
ソフトウェアの個人設定
プロダクトキーの入力
サーバー名の入力
Administratorのパスワード入力
現在の時刻の設定:そのまま
しばらくインストール動作が勝手に進み
ネットワークの設定:カスタム設定
インターネットプロトコル(TCP/IPの設定)
IPアドレス:192.168.XXX.11 →サーバなので固定に
サブネット255.255.255.0 →自宅のネットワークがこれなので
DG:192.168.XXX.1 →ルーターにしました
DNS:127.0.0.1 →ActiveDirectoryを入れる予定なのでループバックアドレスに
DNS:192.168.XXX.1 →ルータにしました
としました。
ワークグループ名またはドメイン名:とりあえずはWORKGROUPで。
Windowsのインストールがしばらくすすんで、インストールが終了すると自動的に再起動が始まりました。
Windowsのログイン画面が出ました。
Disk2を入れるように求められたのですが、
いったんやめて、設定を色々と確認しようとしたところ、
ライセンス認証を求められたので、実行しました。

インターネットに接続して実行されるのですが、なぜか「認証ができません」と言われてしまいます。

おかしいなあと思ってネットワーク設定を見ると、
なぜかTCP/IPの設定がDHCPを利用になっていたので、
IPアドレスを固定で振りなおしました。
(OSの基本設定で入れたと思ったのに?!)

また、HDDのドライブが
C:OSをインストールしたドライブ
D:DVDドライブ(Windows Server 2003 R2のisoファイルをマウントした状態)
E:未フォーマットのドライブ
になっていました。
そこで、
C:OSをインストールしたドライブ
D:未フォーマットのドライブ
R:DVDドライブ(Windows Server 2003 R2のisoファイルをマウントした状態)
にドライブ名を、マイコンピュータ→管理→ディスクの管理 で変更しました。

ついでにDドライブをNTFSでフォーマットしました。

後は、別のノートPCパソコンからもアクセスできるように、
リモートデスクトップ接続を受け付けるように設定しました。

とりあえす、WindowsUpdateを実行しようかと・・・
(本当はセキュリティソフトのインストールをすべきなのかもしれませんが、ライセンスがない・・・)

そしたら、なんと101個もの更新があったので、地道に実行しました・・・

今度は、Disk2とActiveDirectoryのインストールを行う予定です。


2011年11月7日月曜日

L2スイッチについて最初の一歩メモ

ネットワークについて、改めて勉強したいと思う今日この頃。
L2スイッチに基礎についてメモメモ。

・MACフレームが届く範囲であれば、相手に対して直接通信ができる。

・IPアドレスからMACアドレスを割り出す、ARPプロトコルで、IPアドレスをブロードキャストすることで、MACアドレスを知ることができる。

・L2スイッチは、ブロードキャストのフレームを全ポートに流す。

・L2スイッチで、ブロードキャストを区切るには、VLANで区切ることになる。

・スイッチは。MACアドレステーブルを持っており、効率よくポートに流すようになる。

・スタック接続は専用のインターフェースで、複数のスイッチを論理的に1台のスイッチに見せる。

・スタック接続は、接続ケーブルが専用バスなので、高速に通信ができる。

・リングアグリゲーションは、物理的に複数のケーブルを、1本の論理的なケーブルとして束ねて扱うことができる機能で、伝送速度の向上と、冗長化のメリットがある。

・スパニングツリーは、複数の経路でスイッチ間を接続することで、冗長化のメリットを持たせることができるが、ループしてしまうことを避けるために、一方の経路のみを有効にしておき、障害発生時に経路を切り替える機能となる。

・スパニングツリーの切り替わりには、数十秒の時間がかかってしまうことと、接続する全てのスイッチが対応している必要があるという注意がある。

・SNMPは、例えば管理用のPCにSNMPマネージャをインストールして、各スイッチのSNMPエージェントに問い合わせを行う。

とな。


2011年11月6日日曜日

Switch初心者1-PortFastについて


私は、ネットワーク関連について本格的に勉強したことがありません。

しかし、仕事でネットワークの設定に関わる必要がでてきたので、聞いたことをメモメモ。
※つまるところ、以下、その程度のレベルの内容です。


対象は、Cisco社のCatalystスイッチです。

ネットワーク構成を単純に言うと、
・L3スイッチの配下にL2スイッチを接続
・L2の下にはPCがぶら下がっています

L2スイッチからの経路(LAN線)の冗長化にあたり、スパニングツリー構成にしました。

STP=スパニングツリー・プロトコルだそうです。


そこで「L2スイッチの各ポートの設定をどのようにしますか」という話がでたのですが、私はスパニングツリーがどんなものかは聞いたことはありますが、具体的な設定や動作や、ネットワーク管理の上での「お作法」なんてまったく判りません。

そこで調べた内容をメモしとこうかと。


■PortFast

何のことだかさっぱりわかりませんので、google it!
From : http://www.ccstudy.org/study/stp/portfast/portfast.html
PortFastはユーザーを収容するアクセス・スイッチが使う機能です。
ユーザーがつながるポートを瞬時にフォワーディングにします。
通常では,スパニング・ツリーを有効にしたスイッチにユーザーのパソコンをつなぐと,スパニング・ツリーのタイマーに則って,リスニング(15秒)とフォワーディング(15秒)を経てフォワーディングになります。
しかし,パソコンだけがつながるポートでは,これだけの時間待つ意味がありません。
それどころか,DHCPでIPアドレスが取れないなどの不都合が生じます。
そこで,「このポートは配下にスイッチがない」とスイッチに明示的に設定して,ケーブルがつながった瞬間にそのポートをフォワーディングにします。
これが,PortFastの機能です。
だそうです。
ということは、これはPCが接続する単一経路のL2のポートに設定するのかな。


■bpduguard


またまたさっぱりわかりませんので、google it again!

From : http://www.infraexpert.com/study/stp1.7.htm

BPDUガードは、PortFastの設定されているポートでBPDUを受信した時、そのポートを error-disable にする機能です。
PortFastに設定されているポートでは、PCやサーバなどが接続されることが前提であり、BPDUを受信するということは、無許可のデバイスが接続されたことを意味します。
また、BPDUの受信はスイッチが接続されたこと意味することから、Layer2ループを防ぐためにも実装すべき推奨コマンドです。
BPDUガードの設定をグローバルで有効にした場合と、I/F で有効にした場合とでは動作が異なります。
BPDUガードをグローバルで有効にした場合、PortFastが設定されているポートでBPDUガードの機能が有効になります。
I/Fで有効にした場合、PortFast設定がポートになくてもBPDUガードが有効になります。

とな。