2010年12月11日土曜日

イントラでExcelの資料が開けない!

社内のネットワーク上で、情報を共有する場合に、「イントラ」と呼ばれる仕組みをよく利用します。

インターネットのように公開されたものではなく、社内のネットワークのような閉じられたネットワークなので、インターネットに対して「イントラネット」と呼んでいる・・・みたいな事を本で読んだような気がします。

私の場合、他の会社のネットワークに触れる機会もあり、社内のネットワーク上でWebサーバーを立てて、ブラウザで閲覧している情報共有の仕組みを「イントラ」と呼んでいる場合が多いようです。

で、新たにネットワークを構築する場合、「ファイル共有(ファイルサーバー)でいいんじゃねえの?」なんてことを利用者の方から良く効きます。
サーバー上のフォルダを共有して、みんながそこにアクセスできるようにすればいいじゃんということです。

でも、そういったファイルは、編集させるためではなく、情報共有の為にファイルを共有することが多く、実は編集をさせたいのはごく一部の人なので、ファイルの管理の面からも、私はイントラを利用することを進めています。
よく、「間違ってファイル消しちゃったので、バックアップから戻せませんか~」と簡単に言われ、忙しい時に「ムッ」とすることもありますし。

他にも、ファイルサーバーだと、大量の人がアクセスすると、サーバーに、もの凄い負荷がかかるような気がしてなりません(といっても、実際に調べたわけではないのですが・・・)。
Webサーバーで、HTTPでデータを取得させるほうが、負担が軽い気もしますし(これも、実際に比較したわけではないのですが・・・)。

ある時、イントラで、「リンク先のエクセルのファイルが開けない」ということがおこりました。
それも、Excel(エクセル)の入っている端末だと開くのに、Excel Viewer(エクセル・ビューワー)だと開かないというのです。

この時は、ちょっと焦りました。というのも、導入時、閲覧中心の端末は、費用削減の為にExcelではなく、Excel Viewerにしましょうと提案したのが私だからです。

エラーメッセージが表示されるというので、実際に開いてみると、「ファイルのパス名が長すぎて開けません」といった意味のメッセージが出てました。

どうやら、WebサーバーからHTTPでExcelファイルを開こうとすると、ローカル側に一時的にファイルをコピーするようなイメージで仮のファイルを作って開くようなのですが、その時に、もとのファイルの名前が余りにも長いと、Excelのファイル名(というかパス)の長さの制限にひっかかって開かないようです。

で、仮のファイル名は「・・・44q%%&$dakjfasd;lkfjasd%sdafa234vsaASEF3q45q345qq.xls」みたいな名前になるようなのですが、Excelだとその処理がギリギリ開ける長さで、Excel Viewerだとアウトになってたみたいです。

ネットで検索したところ、端末のレジストリの設定で、なんとか回避ができるようなので、事なきを得ました。と。


参考サイト
マイクロソフト サポート オンライン
[XL2002] 長い URL から Excel ファイルが開けない問題
http://support.microsoft.com/kb/416351/ja

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